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医食同源

ココナッツオイル

 今回紹介するのは、意外と知られていない『ココナッツオイル』についてです。オリーブオイルなどとは違い、ココナッツオイルはあまり耳にしないですし、お店でも取り扱っている所が少ないですが、最近、ココナッツの効能が見直され海外セレブを中心にブームが起こり、日本でも注目を集め始めました。ココナッツは栄養価が高く、沢山の健康上の利益をもたらすため「機能性食品」として分類されています。中でもココナッツオイルは薬として様々な用途で使われているほどで、他の食用油にはない特性を持っています。
 そもそもココナッツオイルとは、ヤシの木になる実の白い果肉をしぼった液体ココナッツミルクの水分を除いた透明な油分のことを言います。ココナッツオイルの90%以上が飽和脂肪酸であり、その多くが「中鎖脂肪酸」という脂肪酸で構成されていて、体の中で中性脂肪として蓄積されにくい性質を持っています。他にも様々な体によい効果があるのでご紹介します。
 1つ目は、代謝を上げ、免疫力を高めるということ。ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は体内に吸収されやすく、代謝作用を高めて、カラダの脂肪を迅速かつ効率的にエネルギーへと変換するため、脂肪が吸収されにくく、すでについている脂肪への燃焼効果、ダイエット効果があるのです。この中鎖脂肪酸を摂ることで細胞の機能が活発になり、新しい細胞への生まれ変わりを促すため、美容効果も期待できます。また、ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は、ヒトの母乳の成分のひとつでもあり、免疫系の機能を支え、感染症などから守る働きがあると言われています。
 2つ目は、カラダに必要な栄養素の吸収を助けるということ。ビタミンA・D・Eなどの脂溶性ビタミンを体内に吸収するためには、食生活における脂質の摂取が不可欠です。また、体内で作り出すことができない必須脂肪酸は、食べ物から補う必要があります。中鎖脂肪酸には、これらのビタミンや必須脂肪酸のほか、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を高める効果があることがわかっています。
 3つ目は、酸化しにくいということ。油は、熱によって酸化が早まり、連鎖的に細胞を傷つけていくため、多くの病気や老化の一因とされています。ココナッツオイルは、食用油の中で最も飽和脂肪酸の含有率が高く、安定しているため、一般的な植物油に比べて酸化しにくいのが特長。抗酸化物質として、ほかの油の酸化を防ぐとも言われています。
 「このオイル、あまりに出来すぎなのでは…」そう思った方もいるかもしれません。確かに、おいしい話にはウラがありそう…とつい疑いたくもなりますが、ココナッツオイルに関しては、健康を阻害するような危険な要因が今のところ見当たらないようです。そこが“奇跡の油”とも称されるわけなのでしょう。また動脈硬化の予防にもなり、アンチエイジングや便秘解消、美肌、ダイエットなどの美容効果に最適なオイル。まさに女性が求めていたものなのではないでしょうか。ココナッツオイルは食用としてのみならず、アトピー性皮膚炎の皮膚乾燥に効果的とされ、皮膚の外用剤としても用いられています。ココナッツはまさに「生命の木」と呼ばれるにふさわしく、熱帯に暮らす人びとの健康の維持に重要な役割を果たしてきたのです。あまり馴染みのないココナッツオイルですが、パンに塗ったり、コーヒーに入れたり、炒め油、揚げ油に使用するだけで簡単に日常に取り込むことが出来ます。ある程度カロリーはあるので、適度にちょい足し法で効果を体感してみて下さい。