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『テスラ』とは磁気の強さを表す単位です。1テスラ=10,000ガウスに相当します。
『ガウス』とは1平方センチメートルあたりにどれだけの磁力線が集まっているか(磁束密度)を示す単位です。
数字が大きいほど磁力線が密集している、すなわち磁力が強いことを意味します。
3テスラMRIは従来の1.5テスラMRIの2倍の静磁場強度を持っており、信号の検出能力が高く、より高画質な画像の抽出が可能となりました。
1.5テスラMRIではとらえることのできなかった0.1ミリの血管の状態も、3テスラMRIでは鮮明に映し出すことができます。
また、1.5テスラMRIと同等の画質であれば、撮像時間は約半分に短縮されます。
さらに患者さんの体動に対応して画像を修正するプロペラ機能も搭載されており、安静の保てない患者さんでも鎮静剤を投与せずに撮像が可能です。
ほかにも色々な機能がありますが、より高磁場であることは磁力の影響がより強くなっているということを常に念頭に置く必要があります。
1.5テスラMRIでは入室が可能であった体内に金属(クリップ、人工関節、インプラントなど)が入っている患者さんでは、3テスラMRIには入れない可能性があります。入室前には従来以上にチェックを徹底しなければなりません。
今後は従来の1.5テスラMRIと3テスラMRIを用途に応じて上手に使い分ける必要があります。 |