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最近物忘れが多い・物の名前が思い出せない・今までと違う行動が見られる
など痴呆が気になる方を対象に“物忘れ外来”を開設しました。
痴呆の早期発見、早期治療が大切です。痴呆は、脳の障宵により、いったん正常に発達した知的 能力が低下し、日常の生活に支障をきたすようになった状態です。単に物忘れがあるから、直ちに 痴呆というわけではありません。物忘れには年齢の変化によるものと、病気のものとがあります。
人は年をとるにつれて、体力の低下とともに知的能力も低下してきます。軽度な物忘れは、健康な人でも老化現象として見られるものです。しかし、中には痴呆の初期症状のこともあります。病気によるものが痴呆と呼ばれます。
我が国では、高齢者の痴呆の原因の4割くらいがアルツハイマー型痴呆、3割くらいが脳血管性痴 呆といわれています。アルツハイマー型痴呆は今後も増える傾向にあります。原因によりますが、アルツハイマー型痴呆など多くのものは根治療が困難で、徐々に進行するのが一般的です。痴呆や痴呆様の症状を呈するものには、様々な原因があります。物忘れの中には、早期に治療することで、回復可能なもの、完全回復は出来ないとしても症状の進行を遅らせることが可能なものもあります。脳神経外科的治療により治癒が可能なものとしては、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、もやもや病、脳腫瘍、脳内感染症などがあります。また一部の脳血管性痴呆、内分泌疾患、代謝異常、ビタミンB12欠乏症などによる痴呆は原因治療を行うことにより、痴呆状態の進行を防ぎ、軽快ないし治癒が期待出来るものもあります。アルツハイマー型痴呆など根治できない痴呆でも、早期診断
・早期治療によりある程度進行を抑えることが可能です。物忘れの原因をなるべく早く、正しく診断し、原因に応じて早期に治療を行うことが大切です。おかしいと思ったらお気軽に受診してください。
診療スタッフ紹介
経歴
心療内科部長      
   内藤 徹       
   (ないとう とおる)

  

 精神保健指定医
  昭和51年信州大学卒