お知らせ
【令和8年度】小児インフルエンザワクチン・予防接種について
2026年9月25日(金)よりインフルエンザワクチン接種を開始します。
【予約方法】
インターネットでの予約をお願いします。
予約がうまくできない場合や、質問事項が有る方は小児科外来に連絡をください。
【チメロサールフリーのインフルエンザワクチン】
有機水銀系の殺菌・防腐剤が添加されていないワクチンのことを、チメロサールフリーと言います。当科のインフルエンザワクチンはこのタイプのワクチンでシリンジタイプです。チメロサールを含まないワクチンは接種部位の痛み、腫れが軽減することやアレルギー反応のリスクが少なく、体に優しいワクチンです.
【年齢毎の接種量と接種間隔】
6ヶ月~3歳未満:0.25ml. 2~4週間隔で2回[4週間以上空いても接種は出来ます]
3~13歳未満:0.5ml. 2~4週間隔で2回[4週間以上空いても接種は出来ます]
13歳以上:0.5ml. 1回.
【点鼻式のワクチンのフルミスト点鼻に関して】
フルミスト点鼻液0.2ml :2歳以上19歳未満. 1回各鼻腔に1噴霧(0.1ml). ステロイド・免疫抑制剤は併用・禁.
副反応:鼻閉・鼻漏・咳嗽・口腔や咽頭痛・頭痛・鼻出血など.
【助成金に関して】
柏市在住の方は助成専用の予診票が有ります。
1回1500円の助成金が出ます. 1回目で1500円の助成金 2回目も1500円の助成金が出ます. 点鼻式のワクチンのフルミスト点鼻では1回のみの点鼻で助成金1500円が出ます.
柏市以外の市町村に住民票のある方は所属の市役所にご確認ください.
対象:接種日時点で、柏市に住民登録がある生後6か月から小学6年生(平成26年4月2日~平成27年4月1日生まれ)までのかた
接種時期:令和8年9月24日(木曜日)から令和9年1月31日(日曜日)まで
【料金】
★チメロサールフリー(有機水銀系の防腐剤の入らないワクチン)のシリンジ型ワクチン.
・6ヶ月以上13歳未満(接種回数2回)
1回4400円[柏市在住の方は1回につき1500円割引に成ります]
・13歳以上[助成金無です]
1回4400円
★点鼻式のワクチンのフルミスト点鼻:2歳以上18歳まで(19歳未満)
1回8800円[柏市在住で2歳以上~12歳までの方は1500円割引に成ります]. フルミスト点鼻ワクチンは1回接種で終了です.
【注意事項】
★母子手帳をお持ちください。
・1ヶ月以内に何らかの感染症にかかった方は接種できない可能性が有ります。ご了承ください。
・他ワクチンとの同時接種は行いません。インフルエンザ単独で予約をお取りください。
・新型コロナワクチンを接種した方は、必ず前後2週間以上間隔をあけて予約をお取りください。
【インフルエンザ点鼻ワクチン(フルミスト)について】
フルミストは、鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンで、弱毒化され病気を起こす力はほとんどなく、25℃の低温で増殖するものの比較的高温の下気道(気管支・肺)では増殖できないため、インフルエンザのような強い症状は引き起こさないようになっています。
インフルエンザウイルスの一般的な侵入口である鼻の粘膜に免疫を誘導することにより高い感染防御効果が期待でき、同時に血液内にも免疫を成立させることによりインフルエンザウイルスに感染してしまった場合でも重症化を抑制すると言われています。また効果の持続も皮下注射によるワクチンより長く、皮下注射の効果が約5か月間持続するのに対し、フルミストでは約1年効果が持続するとされています。
欧米では早くから実用化(アメリカ2003年~、ヨーロッパ2011年~)され、注射の不活化インフルエンザワクチンと同様に、インフルエンザウイルスに対する予防接種として広く使用されており、安全性・有効性ともに確立されたワクチンです。
皮下注射によるインフルエンザワクチンは、血液中にインフルエンザウイルスに対する免疫を誘導するために、重症化抑制効果は期待できるものの、感染自体を防御する効果は十分でない場合があります。
一方でフルミストは粘膜の表面に直接免疫を成立させ、気道分泌型IgA抗体を誘導することにより、従来の皮下注射のワクチンに比べて予防効果が高いと言われています。
また、皮下注射のワクチンはワクチン株が流行しているインフルエンザワクチンと株が異なる場合は効果を発揮できませんが、フルミストは生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザと株が違っても発症を軽症化させる作用があります。
接種後2週間でワクチンの効果が得られるとされています。
今回承認された接種対象は、2歳から18歳までの方です。
接種回数は年齢にかかわらず、毎年1回でよいとされています。
経鼻生ワクチンでは他のワクチンとの間に接種間隔を空ける必要はありませんので、他のワクチンの接種歴・接種予定にかかわらず接種いただけます。
重度の喘息を有する者又は喘鳴の症状を呈する者における接種には注意が必要とされています。
当科では過去一年以内に喘息発作を起こしておられない方に関しては接種可能といたします。一年以内に喘息発作を起こしておられる方には従来通りの注射のワクチン接種をお勧めいたします。
フルミストの副反応
- ワクチン接種後にくしゃみが出たり、喉に垂れたりすることがあります(飲み込んでも特に問題ありません)。
- 30~40%の人で接種後3日~7日までに鼻汁・鼻閉・咽頭痛・咳などの感冒症状が、数%の人で発熱が出ることがあります。
- まれではありますが発疹、じんましんの他にアナフィラキシーショックやギランバレー症候群のような重い副反応を起こす可能性は、他のワクチン同様否定できません。
フルミストのメリット
- 鼻腔内に噴霧に適した濃度・成分調整された薬液を噴霧するため痛くありません。
- インフルエンザの感染経路である鼻咽頭で免疫が作られるため、高い発症予防効果が得られます。
- 予防接種のインフルエンザ株と異なる株が流行した際にも、皮下注射のワクチンと異なりワクチンの効果が期待できます。
- ワクチンの効果は1年くらい持続します。
- 小児で特に予防効果が高いとされています。
- 12歳以下のお子様でも年1回の接種でよいとされています。
【コロナ感染後のインフルエンザワクチン接種に関して】
コロナウイルス感染後の接種希望の方はインフルエンザワクチン接種のタイミングをご確認ください。感染症状の有無、濃厚接触者になった際で接種タイミングが異なりますのでご注意ください。
感染し症状あり:症状消失後(自宅療養終了後)2~4週間程度の期間をあける。
感染し症状なし:感染の診断後、2週間の期間をあける。
濃厚接触者:症状が出現しないことを2週間確認が必要。