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血管撮影(Angio)

血管造影室

血管造影とは
血管造影検査は、血管内にカテーテルと呼ばれる細い管を入れ、このカテーテルを通して血管の中に造影剤を流し、血管の形状などを評価する検査です。
治療が必要と判断された場合には、カテーテルを用いた血管内治療を行いますが、腕や鼠径部の血管を少し切る程度で可能であり、傷口が小さく外科的治療より低侵襲な治療が可能です。
当院の血管造影検査、血管内治療で心掛けていること
当院では、主に脳神経外科領域における血管造影検査と血管内治療を行っています。
検査、治療において特に重要にしているのは患者さんにいかに安心していただくかということです。
そのために患者さんへの「お声掛け」を大事にしています。
検査、治療の最中はもちろんのこと、その前後にも患者さんとコミュニケーションを取り、より良い検査や治療を行うことに努めています。
不安や疑問に思った際は医師、看護師、放射線技師に遠慮なさらずに声をお掛けください。
血管造影室
急性期脳梗塞に対する血栓回収療法について

発症から24時間以内の急性期脳梗塞は血栓回収療法により治療可能と言われています。
当院では急性期脳梗塞に対しての血栓回収療法に特に力を入れて取り組んでいます。
発症から24時間以内という時間制約があるため、急性期脳梗塞の患者さんに対して迅速な治療を行うために「脳卒中スクランブル」と言う当院独自のシステムを構築し治療を行っています。
「1人でも多くの急性期脳梗塞の患者さんを救いたい!」
という強い思いでスタッフ一同日々努力しています。

当院で行われた血栓回収療法の1例を以下に示します。
青丸で囲まれた部分が血管に血栓が詰まってしまい脳梗塞をきたしている部分です。血栓回収の治療を行うことで赤丸で囲まれた部分に示す様に血管が復活し、脳梗塞の治療が成功したことがおわかりいただけると思います。

治療前 脳血管正面像

治療前 脳血管正面像

治療前 脳血管側面像

治療前 脳血管側面像

治療後 脳血管正面像

治療後 脳血管正面像

治療後 脳血管側面像

治療後 脳血管側面像

使用装置:Azurion 7 B20/15(Philips社製)
当院では2019年12月より、大幅な被ばく低減と高画質を両立した血管撮影装置として、 Philips社製の Azurion 7 B20/15 を導入しています。

Azurion 7 B20/15 装置外観

Azurion 7 B20/15 の特長
  • X線管と検出器が搭載されたCアームを2つ組み合わせ、1度に2方向からの撮影が可能。造影剤使用量を低減でき、さらに検査時間の短縮が可能になり患者さんの負担を軽減。
  • Clarity技術搭載により、従来装置に比べ50%以上の放射線被ばくを低減。
  • 高画質な装置になり、より良い検査や治療が可能。
脳血管 正面像

脳血管 正面像

脳血管 側面像

脳血管 側面像

脳血管 3D画像

脳血管 3D画像

脳血管 Vaso CT

脳血管 Vaso CT