当院は2023年7月9日付で一般社団法人日本手外科学会・基幹研修施設として認定されました。

2019年12月より当院整形外科はリウマチ・手外科センターの立ち上げとともに、國府副院長を中心とした新体制での診療を開始しました。この度、過去3年分の診療実績が評価され、日本手外科学会の定める厳しい基準（過去３年分における手外科手術症例数、手術顕微鏡など手外科関連の手術設備、手外科専門医研修プログラムに基づく研修等）を満たしているものと認定されました。

私たちは手の疾患や怪我で悩む患者さんへの専門的治療だけでなく、サブスペシャリティとしての手外科専門医を目指す、未来を担う整形外科医の育成に貢献してまいります。

手外科とは：手は骨や関節だけではなく、神経、腱、血管、靭帯などから構成され、複雑かつ繊細であり、人体において最も精密で複合的な組織構造を有する運動器官です。手を含む上肢の運動器疾患については、十分な手術室設備を有することはもちろんのこと、このような手の特殊性に精通し、専門的な知識と技術を有する手外科専門医の治療を受けることが大切です。

名戸ヶ谷病院　整形外科／リウマチ・手外科センター
副院長　國府幸洋